「オズの魔法使い」の物語を知っていますか?
子どもの頃に読んだきりで、あらすじがうろ覚え……という人も多いのではないでしょうか📕
今回は、名作童話「オズの魔法使い」のあらすじや逸話をご紹介します🌈✨
オズの魔法使いが「本当は怖い」といわれる理由も解説していきますので、ぜひ最後まで楽しんでくださいね!
Contents
オズの魔法使いは、いつ誰が作った作品?
オズの魔法使いが生まれたのは、1900年。アメリカの童話作家、ライマン・フランク・ボームによって描かれました。
当時は革新的だったカラーの児童書は、多くの子どもたちの心をたちまち捉えます。アメリカ中で増刷が追いつかないほどの人気作品として広まりました。
オズの魔法使いは日本でも知名度が高い物語ですが、アメリカでは「最も知られ、最も愛されるおとぎ話」として親しまれています。
オズの魔法使いのあらすじ
世界中で愛されるオズの魔法使いの物語。知っている人も知らない人も、内容をおさらいしてみましょう🔮🌟
【起】アメリカのカンザス州に、ドロシーという女の子が住んでいました。ある日ドロシーと愛犬のトトは竜巻に巻き込まれ、家ごと不思議なオズの国に飛ばされてしまいます。
家に潰された「東の悪い魔女」は、銀の靴を履いていました。居合わせた「北の良い魔女」によると、エメラルドの都にいるオズの魔法使いの力を借りれば、カンザスに帰れるようです。銀の靴を得たドロシーは、助言通りに旅に出ます。
【承】旅の最中でドロシーは「脳が欲しいカカシ」「勇気が欲しいライオン」「心が欲しいブリキ」と出会います。彼らも願いを叶えるために、ドロシーに同行してエメラルドの都を目指しました。
長い旅のなかでエメラルドの都に着いたドロシーたちは、オズに「西の悪い魔女を倒せば願いを叶える」と言われます。困難の末ドロシーたちは西の魔女を倒し、オズの元に帰ります。しかし……
【転】なんとオズの正体は、アメリカのネブラスカ州から迷い込んだ平凡な老人だったのです。詐欺師であることがバレで観念したオズですが、ドロシーたちの願い事を叶えるために知恵を絞ります。
カカシには糠(ぬか)と針でできた脳を。ライオンには勇気が出る飲み薬を。ブリキにはおがくずを詰めたハート型の袋を与え、彼らは「欲しいものが手に入った」と喜びます。
ドロシーも願いを叶えるために、故郷に帰るオズとともに気球に乗り込みます。しかしトトが子猫を追いかけたことによって、ドロシーは気球に乗りそこなってしまうのです。
【結】ドロシーはエメラルドの都の兵士から「南の良い魔女が家に帰してくれるかもしれない」と聞き、最後の旅を始めます。旅の果て、南の魔女に会えたドロシーは「銀の靴の魔法を使えば家に帰れる」と教えてもらいます。
カカシ・ライオン・ブリキは、旅のなかでそれぞれの居場所を見つけていました。最後に彼らと抱きしめ合って想いを伝えたドロシーは、かかとを3回合わせて家に帰ることを唱えます。
するとドロシーとトトは空中に浮かび、気づくとカンザスの平原に転がっていました。離れ離れになった友や不思議なオズの国を想いながら、ドロシーは元通りの生活に戻っていくのでした。
場面転換が多くて、不思議なストーリーだよね👀
女の子が主役の冒険活劇って、素敵だわ!🥰
本当は怖い?オズの魔法使いの逸話
世界中に愛されるオズの魔法使いの物語。しかし、実は「本当は怖い童話」としても有名なんです。オズの魔法使いが怖がられる理由をご紹介します👀
魔女が死ぬときの描写が怖い
オズの魔法使いでは、東の魔女と西の魔女が「悪い魔女」として描かれます。2人の魔女は最終的に死んでしまうのですが、死の描写が子ども向けとは思えないほど残酷です。
まず東の魔女は、ドロシーの家の下敷きになって圧死。西の魔女は、ドロシーがかけた水によってドロドロに溶けてしまいます💦
おとぎ話でキャラクターが死ぬときは、子どもが怖がらないように死因がカモフラージュされるものです。オズの魔法使いでは明確な死の描写があるため、人によっては大きなショックを受けてしまうでしょう。
実写映画が不気味で怖い
オズの魔法使いには多くの派生作品が存在しています。最も有名な作品は、1939年に公開された映画作品です。
当時としては最新の特殊効果が用いられた映画で、ポップなかにもどこか不気味で不安を感じさせる世界観が特徴的です。
不思議の国のアリスやチャーリーとチョコレート工場にも似た「可愛いのになぜか怖い雰囲気」は、童話原作ならではの恐ろしさを感じさせます。
映画に映り込んだ謎の映像が怖い
オズの魔法使いの実写映画には「首吊り死体のような影」と「謎の白い顔」が写り込んだとして話題になりました。
実際には、首吊り死体は小道具、白い顔は未公開映画のショット、と結論が出ています。しかし、とくに白い顔は確定的な証拠がなく、未だに視聴者の間で心霊現象として話題にされています👻
2つともゾッとする見た目なので、画像掲載は控えておくわ。気になる人は、ぜひ「オズの魔法使い 心霊現象」で調べてみてね……!
仲間がボロボロになっていく姿が怖い
旅のなかで数々の困難に見舞われるドロシーたちは、勇気や知恵を駆使して乗り越えていきます。カカシ・ライオン・ブリキたちも果敢に敵と戦うのですが、彼らがボロボロになっていく姿が「トラウマだ」という人も。
たとえばカカシは戦いのなかでワラをついばまれ、体の大部分がなくなってしまいます。ブリキは猿の軍団にボコボコにへこまされ、ライオンもロープで拘束され身動きが取れなくなります😫
心強い仲間たちが無力化されていくシーンは、絶望感を抱かせるほどつらいものです。とくにカカシは疑似的な死を遂げており、ショックを受けてしまう人も多いでしょう。
ミステリアスな物語だからこそ、心をつかんで離さない魅力があるのかもしれないわ……!👏
オズの魔法使いは、著作権フリーのパブリックドメイン!
そんなオズの魔法使いは、1956年に著作権の有効期限が終わり、パブリックドメイン(著作権フリー)になりました📕✨
そのポップかつミステリアスな世界観から、世界中にファンが多いオズの魔法使い。現在は、ファッションアイテムをはじめとする二次創作も多く展開されています。
ノイキスでも、オズの魔法使いのアイテムを取り扱っています💜
オズの魔法使いの古着アイテムが発売!
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可愛くて不思議なオズの魔法使い。本も服も楽しもう♡
今回は、オズの魔法使いの物語やちょっぴり怖い話、おすすめコラボグッズなどをご紹介しました💎✨
オズの魔法使いの絵本では、鮮やかな色合いで不思議なオズの国が描かれています。ぜひこの機会に一度、本屋さんでチェックしてくださいね💜
オズの魔法使いは、アメリカのカンザス州から始まる物語。故郷が舞台になっていることも、アメリカ人にとって特別な感情を抱かせるのね✨